chiptoshの映画鑑賞記

映画好きな著者の映画に関する映画鑑賞記です。

タイタニックを久しぶりに観た。ラブロマンスというよりも...。

最近、ある日JKの娘が帰宅して、

友達のうちで観たタイタニックに感動したというので、

結婚前に夫婦で観に行った映画ということもあり、

じゃあ、久しぶりにタイタニックDVDがあるから観ようかと、

家族で観ました。

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こんなおもしろい下着があったとは...。

知らなかった...。

面白すぎるのでバナーを貼ってしまいました。

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そういえばタイタニックの監督はジェームズ・キャメロン

30年近く前に、B級映画として発表された

ターミネーターの監督。

その後、アメリカで観たエイリアンズ(邦題:エイリアン2)の

監督でもあって、

元、軍人ということもあってだろうか、

軍隊のイメージが妙にリアルで、

その後の「アバター」でも軍隊の描写がよく描けている。

 

タイタニックは、

英語の勉強にもなるんですね。

イギリス英語が聞けるし、

なによりも、イギリスの根強い階級制度が描かれている。

実際、壮大なスペクタクル映画の中に、

案外知られていなかったりする、

イギリスのいわば三等客船に乗っている人達と

上流階級のギャップが見事に描かれている。

 

映画のクライマックスで舟が沈むときには、

まずは上流階級の女性と子供達がタグボートで脱出。

逃げるにも舟が足りないから、

当然、労働者階級の人達は最後まで舟に乗ることができない。

本当に悲惨で目がくらむほどのインパクトがあって、

そういった意味では泣ける映画だと思います。

 

ラブストーリーとして知られるこの映画は、

そういった意味では、

そういった階級別、つまり安い客船のお客さんは

海に投げ出される運命にあったという

凄惨な内容が秘められているんですね。

それは、例えば日本で、S席の舞台をとって鑑賞してたらば、

突然、大きな地震が起きて、

S席のお客さんから先に非難して、

安いチケットを買って鑑賞していた人達は、

最後まで劇場から非難できないと同じような惨状。

 

1920年代のイギリスでは、

まだまだ大英帝国という名の下で

世界の海を支配していたという意味において、

人間社会のそうした矛盾を

この映画は見事に再現しているといえるでしょう。

心に残る映画のひとつです。

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StarWars ローグワン

StarWarsローグワンをBlu-rayで観ました。

 

StarWarsは著者はエピソード4公開時からのファンで、

家族全員が好きな映画なので、エピソード3と4の間のこの作品も

映画館に観に行きました。

家族が増えるごとに次のエピソードが公開されている感じがします。

ローグ・ワンからエピソード4(原題:New Hope)までの時間は

おそらく10分から20分くらいだと言われていますが、

エピソード4が公開された当初は

レイア姫が設計図を運ぶ間に

帝国に捕まえられてしまうシーンからはじまるため、

ファンは小説を読んだりしながらさまざまな物語を

想像して楽しんだものです。

まだ見ていない方はこの先は観てから読んでくださいね。

 

映画は何度か繰り返して観るうちに登場するキャラクターや

活躍するメカがとても印象的で魅力的に感じられますが、

今回の作品で最も好きなキャラクターはチア・ルートです。

格闘シーンは本当に数分でしたが、

ジェダイ寺院をいわば寺男として守り続けた男で、

帝国軍に統治され寺院が封鎖されてもなお、

フォースがもたらすという世界を信じる男で、

ある意味、フォースを知った後のハン・ソロ

共通するところがあるように思われます。

まだまだ見どころが満載のStarWarsローグワン。

モフ・ターキンの登場はオールド・ファンにとってみれば

ダークサイドとはまた異なる側面からみた、

人間社会の組織だった冷酷なシステムの運営といいますか、

エピソード3の後半から築かれつつある銀河帝国の、

体勢の確立が感じられ独特の雰囲気が描かれていて、おもしろいと思いました。

前編を通して、本物の正義のジェダイが登場しない分、

他のStarWarsシリーズとは異なった世界観が描かれています。

唯一フォースをもつのがダースベイダーですが、

エピソード4から5の途中くらいまでつづく、

彼の凶悪さと独自の考えが描かれていて凄いと思いました。

 

旧三部作では最後にダースベイダーが息子に仮面を脱がせるシーンがあります。

エンディングでは期待を裏切られたというファンの話も聞きましたが、

個人的にはStarWars ローグワンでは

逆に旧三部作をもう一度観て、

ダースベイダーがアナキン・スカイウォーカーに戻る姿を

観てみたいと思わせるほどの肉付けがされていると思います。

しかし、ダースベイダーは格好いいですね。

最後のシーンはかなり残酷ですが、

昔でいう冒険活劇を観たときのような高揚感さえ感じてしまいます。

もちろん、物語あるいはエンターテイメントとして観ることを前提として。

本当に、あんなのが近くにいたらば大変ですが、

現代社会の数々のストレスに較べれば、

ダースベイダーのイメージは形としてあるというところがとてもいい。

というわけで、好きな悪役ナンバーワンはやっぱりダースベイダー。


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「史上最大の作戦」を観た。

The Longest Day- 史上最大の作戦を10歳の息子と鑑賞。

 

そもそもこの作品はアメリカの1960年代の作品で、

たまたま5年ほど前に購入して

うちのDVDの収納に眠っていた作品。

しかし、なぜか息子がノルマンディー上陸作戦ってなにというので、

第二次世界大戦であったドイツの支配下にあるフランスを

解放に導いた米・英・仏共同の上陸作戦だよという何気ない会話から

息子との共通の趣味は映画鑑賞なので、

そういえば史上最大の作戦というのがノルマンディー上陸作戦の

史実に基づいてたなとDVDを引っ張り出してきて、

三連休の真ん中の日に昼前に起きてきた著者に息子は昨日の映画観ようよと。

しかし、10歳の息子が3時間あまりものしかもモノクロの作品を

見続ける持久力はあるものかと。

さすがに息子はiPad片手にYOUTUBEをみながらちらちらと

映画をみて結局最後まで眺めていた感じでしたが、

学ぶところはあったのではないかと。

 

 この作品、さすが1962年にアカデミー賞の撮影・特殊効果賞を受賞しているだけあって、モノクロながら壮大なスケールで描かれており、

男心をくすぐられる映画。

女房も娘も外出している休日の昼下がり、

こうした映画を男同士で眺めるのもいいもんだなと思いました。

しかし、考えてみると自分にとってみればこの作品は

親の年代の作品であって、

昔は洋画劇場とかで結構テレビでも観られた気がするけど、

最近はどうも戦争映画はあまり流行らないというか、

IS問題等のちょっと飛び越えた史実が報道される中、

子供達は一体現代をどのように捉えているのか心配になる時もあるため、

個人的な趣味とはいえ、一度観た映画で子供に勧められる映画は

戦争映画といえども害にはならないのかなと。

 

 自分がそうだったように、

10代の男の子は何かと戦争とかに興味を持ち出す年頃。

もっと突っ込むと、我々の子供の頃は

高度経済成長期だったから、

戦後まだ30年経っているか経っていないか。

10年一昔と言われていた時期だから、

まあ昔、戦争があってというのが認識としてあった。

しかし今はもう歴史の1ページでしかないような。

 

 考えてみると21世紀は

もう既に宇宙旅行も一般的になっていると信じていた子供時代を

過ごした時期があったのだから、

情報が少なかった著者の子供時代と

今の息子の今の時代とはかけ離れたものがあって当然の事。

そんななかで、

一体、なぜノルマンディー上陸作戦を知ったのか?

多分、YOUTUBEの影響だとは思うのですが、

映画を通して史実を語り合うのも良いものだと思いました。 

 

 


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インフェルノ

映画のブログははじめてですがスピンアウト第一段は映画のブログをはじめました。

最初はインフェルノ

やっぱりトムハンクスさんは凄いと思いました。

それといつも物語の重要なキーをつとめるヒロイン。

今回はStarWars番外編で濃い演技をみせてくれた  が良い味出してくれてます。

もうこのブログの著者はダビンチコードからのファンで、

イタリアやフランスを舞台に主人公のドクターが事件の解決を導いていく。

そのあたりのくだりが、かつて熱狂したレイダース 失われたアークを

中学生の時にはじめて観たときの感動と少し似ているかなと。

 

とてもとてもお薦めの映画なので

みなさんダビンチコード・天使と悪魔・そしてインフェルノみましょうよ。

 


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